お酒とアイドルとわたし

わたしのための備忘録

あなたを好きになって4942日目。

10周年のHey!Say!JUMPを見守って以来、3年ぶりに彼らがステージで輝く姿を見ました。奇しくも、それはわたしの好きな人がHey!Say!JUMPとして、アイドルとして、ステージに立つ最後の日でした。

 

わたしの中でのHey!Say!JUMPは、絶対エース山田涼介を頂点にして、有岡知念、やぶひか裕翔、いのたかけと、のピラミッドがあって、それに伴って歌割りもされていたイメージ。ただ、久々に見た彼らは誰もがセンターになり得る、多様性に富んだグループでした。わたし、本気で驚いたんだけど、いのちゃんがヤマと背中合わせにしてAメロ歌ってるじゃんって、。

 

圭人がステージに立って、マイクを持って、今までだったらあり得なかったセンターに立って。ケイトの合図で始まるUMP。今までは曲振りなんてロォミォェンジュリエェッッ(Romeo & Juliet)しかなかったじゃん。ゥウルタァ ミゥジィッ パァワーァー(Ultra Music Power)は絶対ケイトの曲振りじゃ無いのよ。それを見れたし、何よりUMPでセンターに立つ自担を見ることができた。

そして、圭人がいる9人で観ることは叶わなかったファンファーレ。Aメロを歌い、落ちサビを歌う姿、最後にこんなに歌声を堪能できる時間が来るなんて本当に皮肉だなって思った。一度でいいから、圭人がメインで歌う姿をこの目で見たかったなあ。圭人歌上手くなったなあ……

H.our Time歌うだろうなって思ってた。思ってたよ。圭人泣きながら歌うんだろうなって。でも、泣かなかった。泣いてるのはわたしだった。わたしはもうとっくに、涙を奥にしまえなくなってた。

 

最後、メンバーの名前を呼んで、ファンにありがとうを伝えて。「これからもHey!Say!JUMPをよろしくお願いします」そう言って頭を下げる圭人。そうだよ。そういう子だ。メンバーのことを大好きなんだよ。今まで通り、頭を最後まで下げる姿。わたしの好きな圭人だった。「顔見せて」って言われてるのに、手を合わせて頭ををさげる圭人。最後まで、大好きな圭人の姿でいてくれた。

 

わたし、圭人がステージ上で泣いたらめちゃくちゃ文句を言おうと思ってたんだ。自分が決めたことなのに、泣いてるんじゃねえよって。泣くほど未練があるなら、辞めるなんていうなって言おうと思ってた。泣き虫圭人のことだから泣くだろうと思ってた。でも、泣かなかったんだ。泣きそうにはなってたかもしれないけど、泣いてなかった。その姿を見て、なんだかスッキリした。これは、悲しい別れではなくて、前向きな別れなのかもって思えた。現に、私何も悲しくなくて、スッキリしてるんだ。「これから」に対して前向きに捉えられる気がしている。もちろん、ステージに立つ圭人をこの目で見たかったって気持ちもあるけど…。

 

色々書いても、私はきっと一生岡本圭人のことを好きなので。今日のことは思い出の1ページに刻んで、また変わらない日々を過ごすだけです。

 

圭人のこれからに、幸せが訪れますように。

アイドルとしてステージに立ってくれてありがとう。これからも、よろしく。

 

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